インタビュー記事(翻訳)②
前回の続きです。
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“女子の昇格がより実現可能”
《何故かは分かりませんが、私はここのフットボールに対しての生き方がとても好きです。ここの多くの人々はサッカーと共に生きて、サッカーを愛しています。日本でもサッカーはとても愛されていますが、ここ程ではありません。私はスペインサッカーを愛しています。》
男女共にシーズンでの最終目標である昇格を前に明確に答えた。
《男女共に昇格出来ると思いますし、それが私達の目標です。》
〈どちらがより昇格し得るとおもう?〉
《女子だと思います、まぁここは私の方(女子)って言っておかないと(笑)昇格出来ると思いますし、しなければなりません。私たちは素晴らしいチームです。》
このMFの個人的な目標は、ユース時代選出された日本代表からの関心を再び得るためにコルーニャで成功する事である。
《もう一つの目標があります。
膝の痛み、違和感は無いので再び試合でプレーしたいです。全員が一つになれば昇格出来ると思います。
ホームとアウェイの試合の2試合を観戦しましたが、しっかりとしたサッカーをするし、才能があり技術の高い選手が多く揃ってると思います。なので、最終的に私達が辿り着くに相応しい場所に、つまりは昇格を成し遂げられると思います。》
“コルーニャで発見した、タコとアンコウ”
《ここにいれて嬉しいし幸せです》
サッカーの話からコルーニャの食べ物について話は一転する。
《今まで食べたタコの中で、コルーニャで食べたタコが一番美味しいです。こんなに美味しいのは食べた事がありません。
あと、アンコウ?日本では食べた事が無かったし、あんなに不細工な魚…。
日本でも食べられてるのかは分かりませんが、なんで今まで食べなかったのか(知らなかったのか)と思うくらい本当に美味しかったです。あとは、ここの子牛の肉を食べないとですね。(アコルーニャが位置するガリシア州の子牛はスペイン最高品質と言われてる)
今のところまだ魚しか食べてないですが、全部気に入りました。》
スペインの食事の時間について、スペインの食事の時間を理解するまでには少し苦労したことという。
《食事の時間はかなり違います。日本はお昼ご飯は12時でスペインは14時、夜ご飯に関しては…日本は19時ですがスペインは21~22時です。その時間帯は私にとっては就寝時間で、最初の頃''こんな夜遅くに食べれない''と思いましたが、もう慣れたので大丈夫です》
また、スーパーに日本の食品を見かけることにとても喜んだ。
《時々日本食を食べたくなるので、醤油や寿司に使うお酢が売ってるのはとても助かります(他にも枝豆、海苔、豆腐、テリヤキソース、カップ焼そばなども売ってます)》
インタビュー記事(翻訳) ①
Hola
先日SNSで掲載したインタビュー記事を、2年半で培ったスペイン語力を最大限に活用し自ら翻訳しました。
冷静に考えて、スペイン語で書かれた記事を日本にいる方々に読んで下さい!と熱を込めて広めたところで読めないし、Google大先生の翻訳変換ではこちらの意図と違った事を伝え兼ねないのでここで掲載します。
青文字の部分は小言です。
長いので何回かに分けて掲載します。
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“私はスペインサッカーを愛している”
一人の選手が日曜日、初めての*Riarzorでの試合を楽しんだ。
(*RC Deportivoのホームグラウンド)
日曜日、デポルティーボは観客として一人の特別なサポーターを数えた。
山本摩也(東京出身、1993年生まれ),デポルティーボ女子の外国人選手,はRiarzorでの初めての試合に駆けつけ、すでに次の観戦を待ち遠しにしている。
《金曜日って祝日ですよね?って事は私達の練習は朝だろうから、また見に行けますね!》
目を輝かせながらそう答える。
この日本人選手は、もう間も無く1月に負った膝の大怪我から復帰しチーム練習に合流する。スペインに来て*1年半(バレンシア、サラゴサでプレー)が経つが(*2年半の間違い)
*DeportivoとMálagaの試合(*Riarzorでの日曜日の試合)は忘れることの出来ない経験となった。
《試合はとても良かったし、スタジアムもとても気に入りました。それ程大きくはないけれど、凄く綺麗で、かつ歴史のあるスタジアムだと思います。トイレは少し汚かったけど、Riarzorは全体的にとても良いスタジアムだと思います。
試合を見るのも、友達と過ごすのもとても好きだし、これから何度も通うことになると思います。》
初めてのスタジアム観戦となったその日は、*キケ選手の退場とその審判の判断に対する抗議の日と重なった。
*相手ゴール前でシュートする際オーバーヘッドをしたところ、頭で競り合いに来た相手DFともつれ最終的に危険なプレーとみなされ一発レッドカード退場となった。
《レッドカードが出た時、私の周辺はみんなブーイングや判定に対する抗議をしていました。日本のスタジアムではあんなブーイングは起こりません。
もちろん大声援を送ったり、抗議する瞬間は同じようにありますが、その後はそれをずっと続ける人はいません。
それが良いか悪いかは分かりませんが。
ここの人々は、沢山の情熱と沢山の愛を自分の応援しているクラブに注ぎサッカーを愛しています。まるで、サポーターもスタジアムも一緒になって選手とプレーしているかのようです。
日本でも同じく情熱があります、ただ同時に相手や審判に対してリスペクトしています。
(スペインでの相手や審判へ対する当たりの強さ、罵声は凄まじく度合いが違うことから)
スペインとはまた別の異なる様式ですし、それぞれに特徴があるので説明するのは難しいです。
また、《退場は公正なジャッジとは思えませんでした。イエローカードだったらまだ分かりますが、レッドカードでは無かったと思います。あれは少し厳しすぎる判定でした。
私はブーイングの指笛が出来ないのでしませんでしたが、ただ心の中では、頭の中ではしていましたよ》と笑いながら語った。
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この街、クラブに来て丁度1ヶ月程経過しましたがクラブ関係者だけでなく、サポーター・選手のクラブ愛をとても感じています。
スペイン語で言う、cariño(愛情)が沢山注がれているクラブです。
合流初日からクラブ、チームメイト、スタッフが凄く良くしてくれてあとはプレーで結果を出してこのクラブの歴史を築いて行きたいと強く思います。
怪我の方も順調に回復し、先日チーム練習に部分合流しました!
順調にいけば11月にある試合で試合復帰出来そうです。
わくわくしてます。
気を抜かず引き続き頑張ります。
では、また
『すべての女性に経済力を。』
Hola
お盆休み、きゅうりと茄子をなぜお供えするかを知りました。
常識知らずもいいところです。
そんな話はさておき、実は今とある会社で仕事の手伝いをしています。
その会社がこちら
『すべての女性に経済力を。』
株式会社ヴィーナス・ブラスト
(今回のブログタイトルはこの会社の掲げている理念です。)
大学時代の友人の勤め先で、たまたま人手を求めていた時声をかけてもらってバイトとして雇って頂けることになりました。
25年間、仕事に無縁であった私が出社初日に見たオフィス、スーツ、パソコンが並ぶその光景。常にグラウンド、練習着、ボールばかりを見ていた事による職場ショックか、初日に履いていったヒールが足に合わなかったからかその日は心地よい疲労と共に好奇心が止まりませんでした。
あまり書くと長くなるので、伝えたい事を書きます。
https://recruit.vblast.co.jp/20180817_1/
有難い事に、ヴィーナスさんのブログに私のインタビュー記事が掲載されました!
今は無所属なので、バレンシア時代のユニフォームをお渡しし(バレンシアのクラブGMに確認を取ったところ全然問題無いとの事でした)ました。
このタイミングでこの会社、職場の方々に出会えたのも縁あっての事だと思います。
何事も人生タイミング、です。
怪我をしたり、失敗したり、落ち込むそんな時にこそ新しい運を掴めるタイミングがあると思ってます。
前向きに!
ではまた
なでしこリーグとLa Liga の提携
Hola
記事の更新率を露骨に上げていきたいと思うので見てください。
先日、JFAハウスにて行われたなでしこリーグとスペイン女子サッカーリーグのLa Ligaの調印式に行きました。
完結に言うと、この協定で互いのリーグの情報交換や、交流試合など今後日本女子サッカーとスペイン女子サッカーが密接なものになっていくというお話です。
この式には、元浦和レッズレディースの選手であり、その後引退までの3シーズン(アトレティコマドリード、バレンシア)をスペインでプレーした言わば先駆者である岩倉三恵さんという方に声をかけてもらって参加しました。
私がスペインに渡った当初からみつさんにはお世話になっています。
渡西当時、苦しかった時相談メールを送ってその返事を読みながら泣いた日、アドバイスで頑張ろうとなった日、現役の頃のみつさんプレーは見たことないけど、私が尊敬する選手の一人です。
そんなみつさんが架け橋となって生まれたであろうこの関係で双方のリーグが活性化していくことが楽しみで、早く戻ってプレーしたいと強く感じました 。
5か月半ぶりの
Hola
久しく更新を怠っていましたまだ誰かしら見てくれているかなぁ
先日、ケガしてから5か月半ぶりにボールを蹴りました。
久しぶりに歩いた時、ジョグした時よりも今回はふわふわしていました。
(自分でも書いててちょっとよくわかんないけど、ふわふわが適切な表現である事を伝えたい。)
どんどんやれる事が増えてきて、プレー出来る状態へと近づいている実感が出来ている毎日が幸せです。ここから厳しいトレーニングへと移る訳だけど(絶賛真夏期間)ボールを蹴れる幸せを取り戻せた今、すごく前向きです。
そのおかげか(好影響か)最近新しい出会いが多いです。
全く異なる世界で働く方々でまだ知り合って日は浅いですが、良い出会いをしたなと既に感じてます。
怪我をすると色んなことに気付く(気付かされる)し、怪我をしなかったら出逢わなかった人達と繋がれて新鮮な気持ちが生まれ、フレッシュな気持ちで前へ進めます。
リハビリは孤独だけど、孤独ではない。
ものは考えようで、今沸いてるポジティブな感情で残りの期間も頑張ろうと思います。
あと○%
Hola
術後3ヶ月が経過
第一段階としてこの時を今か、今かと待っていました。
"術後3ヶ月でジョグ許可"
1月に受傷してから約5ヶ月間走っていない身として、ジョグ解禁は大きな進歩。
というか受傷からもう5ヶ月か、と感慨深くもなる。
前十字受傷者の敵と言えばそう、Biodex
健全な脚と患部の脚との筋力出力差を比較してどのくらい筋力差があるか
ものの数分で判明させてしまう機械。
3ヶ月検診前に、現時点でのバランスや伸展・屈曲、体感持久力など幾つかのテストをクリアし、さぁラスボスBiodex。
…
ジョグ許可が降りる数値まで数%足りずジョグ許可が2週間伸びる。
うわー
と少し落ち込む。
(テスト前、この感じだといけるねって話をした10分後)
ここで慌てる必要は全く無いと言い聞かせ、2週間後に許可が降りるように頑張ろう。
梅雨が開けて、少し経って、天気が良い時期に走り始めてやろう、と。
早く走りたい!!!
セカンドキャリア
Hola
人は誰しも無限に時間がある時期を過ごしたことがあるのではないか。
大学時代、所沢体育大学早稲田大学在籍時に部活で忙しかった記憶はあるが、授業で忙しかった記憶は無いので無限に時間があった。
無限というと大げさかもしれないけど、仕事や私生活で忙しい人と比較すると無限だったと思う。
その無限な時間をどう過ごしたか思い返すと
焼肉屋のアルバイトの賄いで太った。焼肉屋で働くと肉の見過ぎで食べたくなるなんてあり得ない。むしろその焼肉への感情は高まり、賄いを狂ったように食べる。
テイクアウトの惣菜屋で働き、厚焼き卵・焼き鳥・唐揚げの作り方を学ぶ。混む時間帯は夕方16~17時半と夜の20~21時。手羽先唐揚げで負った火傷を体に刻み込んだ。
整骨院の受付バイト、ちびっこフィギアスケーターがわんさかくる中、キラキラネームに苦しめられる。そのせいか、通常読める名前もキラキラネーム目線で見てしまい、変にキラキラ読みを試みる癖がついた。
サッカースクールのコーチで、子供の成長の早さは凄まじい事を知る。あの子達は今、どんな姿になっているんだろう。
あんなに時間あったのに部活とバイトしかしてなかったわぁ、と無駄な時間を過ごしたかのように思っていたけど、振り返るとそうでもなかったりする。
自分にとってあの時間は濃かったのだと思う。
振り返えられる過去があるのは幸せな事だと思う。
と言う前置きを踏まえて
今、無限に時間がある
するとセカンドキャリアについて考える、自発的に。
今までも考えていた訳ではなかったけど、他発的に考えさせられていた事が多かった。
セカンドキャリアをどう築こうか
ではなく
セカンドキャリアを築くために今何か行動しよう
に変える
競技を辞めてからあるいは直前になって考える事も出来るけど、多分思考が散乱すると思う。(自分の場合は)
じゃあこの無限にある時間を使って行動しよう
怪我が治って、競技復帰した後も継続して行動できるように。